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これまでの活動2018

カムカムメニュー普及活動・特別講演会と試食会を開催

講演する金澤総料理長

2018年度長野県地域発元気づくり支援金を受けて本学が主催した「カムカムメニュー」普及促進活動の一環として、11月10日(土)、ホテルシェラリゾート白馬の総料理長・金澤光久さんを招いて、図書会館学生ホールで特別講演会が開催された。金澤さんは「味のリズム」と題して、料理をいっそう美味しくする秘訣などを披露した。
講演後は、「第5回カムカムメニュー写真コンテスト」の入賞作品の中から数点のレシピを再現した試食会が催され、金澤さんも特別にオリジナル料理を提供。講演でも紹介された「有機野菜のローストとともに味わう思い出の鶏の唐揚げ」をはじめ、アルデンテに仕上げた「パルマ風リゾット」、ベーコンのドレッシングによる「自家製スモークサーモンと白馬天然クレソンのサラダ」が供された。いずれも食材の旨味を凝縮し、舌触り、歯ごたえも演出。味のハーモニーが感じられる料理で、参加者を魅了した。

第5回カムカムメニュー・写真コンテスト表彰式を開催

川原学長と最優秀賞の平林さん(右)

松本歯科大学主催の第5回カムカムメニュー・写真コンテスト表彰式および特別講演会が11月10日(土)、図書会館2階学生ホールで催され、約80人が参加した。同コンテストは食育推進活動の一環として行われ、県内外から27作品の応募があった。審査の結果、最優秀賞には平林直美さんの「信州まるごとロール」が選ばれ、川原一祐学長から表彰状と賞品が手渡された。特別講演会では、ホテルシェラリゾート白馬・総料理長の金澤光久氏が「味のリズム」と題して講演し、よく噛んで食べることによって現れる味わいの深みやうま味の変化、料理を提供する立場からじっくりと味わってもらうための工夫などを話した。表彰式終了後、入賞作品の中から数点のレシピを再現した試食会が行われた。
受賞されたのは以下の方々(敬称略)。

〔学外受賞者〕
最優秀賞/平林直美「信州まるごとロール」
塩尻市健康増進賞/百瀬彩夏「ゴロゴロあやみどりつくね」
松本歯科大学賞/下里かおり「噛み応え抜群スコーン」
うず潮賞/神谷陽子「野菜たっぷり、油揚げ餃子」
フォンターナ デル ヴィーノ賞/匿名希望「お手軽ベトナム風サンドイッチ」
丸泉賞/門脇侑衣「丼だけ~~、噛めば噛むほど味がでる♪ やきとりきんぴらごぼう丼」
入賞/平林明依「おたからすし」
入賞/十川正基「ピーマンの肉詰め-噛まぬなら噛ませてみせよう蛸スルメ-」
入賞/栁澤和代「もりもり手羽元煮込み」
入賞/長友万里子「カンガルーバーガー」

〔学内受賞者〕
最優秀賞/河谷真由花「れんこんとピーナッツの甘辛炒め」
優秀賞/大場有記「簡単ピリ辛さきいか」
入賞/増田裕次「揚げ焼き高野入りあんかけ冷や麦」
入賞/今井由布子「ゴボウと豆のサラダ」

第1学年生が小学校で歯科保健指導

学生の問いかけに元気よく手を挙げる広丘小の児童たち

11月8日(木)「いい歯の日」に、第1学年の学生33人は授業「入門歯科医学実習」の一環として塩尻市内の広丘小学校を訪れ、6年生と交流し歯科保健指導を行った。学生たちは3グループに分かれ、歯周炎および歯周病予防について話し、正しい歯磨き方法を教えた。学生たちが考えたオリジナルのプレゼンテーションによって、教室内には児童たちの笑顔があふれた。歯科指導を受けた児童は「歯の磨き方がよく分かりました。歯ブラシの角度を意識しながら、これから歯磨きをがんばります」と喜んでいた。
11月29日(木)には別の学生グループが桔梗小学校を訪れ、「10歳のおやつの摂り方」、「歯肉炎と歯科矯正」をテーマに歯科保健指導を行った。また12月6日(木)と20日(木)には広陵中学校で「歯周病と生活習慣病」および「スポーツ外傷予防」について指導した。

学生有志が長野県総合防災訓練に参加

視察に訪れた阿部守一長野県知事に担当セクションの説明をする学生

長野県と塩尻市が主催する2018年度長野県総合防災訓練が10月21日(日)、松本広域消防局塩尻消防署などで行われ、本学第1・第2学年の日本人学生10人と留学生6人が参加した。災害ボランティアセンターおよび災害多言語支援センターの開設を想定し、防災知識の修得とセンターでの行動をいかにすべきかを訓練を通して学んだ。
本学は2008年に塩尻市と「災害時における施設の提供及びボランティア等の派遣に関する協定」を締結した。地域において災害が発生した場合は、塩尻市の要請を受けて、大学病院では負傷者の初期治療に当たり、本学施設を避難場所として提供し、被災者を受け入れる。さらに職員と学生を災害ボランティアとして派遣し、被災者の救援活動を行うことになっている。
留学生の金 知煥君(第1学年)と林 方亭さん(第2学年)らは、市内に住む外国人と災害時の対応についてディスカッションし、仮想避難所での体験も行った。金君は「外国籍住民には正確な情報が伝わりにくいこともあるので、ことばの支援によって、安心感をもたらしたいと思います」と述べていた。

学生有志がボランティア参加しアスリートの歯科健診などサポート

ボランティアの参加者たち

愛知県各地で開催された「2018年第7回スペシャルオリンピックス日本 夏季ナショナルゲーム・愛知」において、9月22日(土)・23日(日)の両日、本学から第5学年と第6学年の学生12人が医療ボランティアとして参加し、アスリートのブラッシング指導や歯科健診をサポートした。学生たちは競技会場となったスカイホール豊田において、地域連携歯科学講座の小笠原 正教授の指導のもと、主に体操競技を終えたアスリートの誘導に従事し、アスリートと触れ合いながら、感動を共有した。また、他校のボランティアとの交流も図った。

学生がものづくりを通して歯科をPR

印象材で来場者の指型を採る学生たち

第1学年から第3学年の学生有志は、7月14日(土)、15日(日)の両日、松本市で開催された「まつもと広域ものづくりフェア」にボランティア参加した。本学ブースにおいて歯科材料を使った手指模型の製作を行い、来場者を楽しませた。2日間で約360人が本学の体験コーナーを訪れ、大盛況だった。学生たちは「忙しかったけれど、充実感がありました。アルジネートを練るテクニックが向上した気がします」と感想を述べていた。

森山敬太助教が朝鮮初中級学校で歯科指導

森山助教の呼びかけに手をあげて応える児童

小児歯科学講座の森山敬太助教は、松本市の長野朝鮮初中級学校からの依頼を受け、6月22日(金)、初級部低学年の児童および附属幼稚園の園児あわせて22人を対象に同校において歯科指導を行った。森山助教は歯科医師の仕事内容について話した後、虫歯予防学習と題してイラストや写真を見せながら乳歯の特徴や虫歯の恐ろしさ、歯の大切さなどを分かりやすく説明。「ご飯やおやつ、飲料水は規則正しく取りましょう」と呼びかけると、児童らは手をあげて大きな声で返事をした。

第1学年生有志が中学校で学習支援

中学生に勉強を教える髙田さん

歯学部第1学年の学生6人は、6月20日(水)、27日(水)に塩尻市立広陵中学校において、生徒が放課後自主的に学習を行う「放課後自習室」に講師ボランティアとして参加した。学生たちは国語、数学、理科、英語などの問題集に取り組む生徒たちの質問に答え、問題の解き方を教えた。昨年より行われている本学学生による講師ボランティアは、中学校の先生方や生徒、保護者から好評を得ており、今回も市教育委員会からの依頼によって実施された。
20日にボランティアとして参加した学生は、第1学年の小嶋嘉子さん、小関小春さん、柴田侑也君、杉山もえかさん、髙田友歌さん、舘野菜月さんの6人。同校の1、2年生32人が会議室、3年生15人が図書室に分かれて自主学習しているところで、学生も2つのグループに分かれて指導を行った。

市民公開講座で全4回の聴講者に修了証授与

入れ歯をテーマに講演した羽鳥教授

松本歯科大学市民公開講座は「健康寿命延伸 ―歯科から考える―」をメインテーマに1月6日(土)から全4回シリーズで開催され、第1回目は歯科補綴学講座の羽鳥弘毅教授が「入れ歯の功罪」と題して、第2回目の13日(土)は摂食嚥下機能リハビリテーションセンター長の蓜島弘之教授が「高齢者が飲み込めない」と題して、第3回目の20日(土)は総合歯科医学研究所の小林泰浩教授が「自分の歯で食べるために」と題して、最終回の27日(土)には歯科保存学講座の石原裕一教授が「知覚過敏の原因と治療」と題してそれぞれ講演した。