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国際交流(2017)

中国河北医科大学の学生が本学病院で臨床実習

病院を見学する河北医科大学生

10月23日(月)から27日(金)まで、本学の姉妹校である中国河北省の河北医科大学より歯科口腔学部5年生の5人(劉 向東、何 治鋒、張 秋琪、王 叙、王 雪純)ならびに引率教員3人(邢 金常、楊 冬茹、李 向軍)が本学病院で臨床実習を行った。本学からは2015年より歯学部第5学年の学生を河北医科大学口腔医院に派遣し臨床実習を行っており、河北医科大学からは今回初めて歯科口腔学部の学生が本学に派遣された。学生たちは「日本の病院は清潔で秩序が保たれ、患者本位の治療はわれわれも学ぶべきことです」などと、自国とは異なる医療現場の感想を語った。

第5学年生が中国河北省で臨床実習

治療内容の説明を受ける学生たち

7月30日(日)~8月5日(土)の日程で、第5学年の島田裟彩さん、千葉大義君、松浦成也君、餅原芳文君、廬 良全君の5人は、中国河北省の臨床実習プログラムに参加した。河北医科大学口腔医院および河北省人民医院にて病院見学や症例検討会への参加、中国医学生との交流など、将来、世界に羽ばたく歯科医師としておおいに触発される体験となった。参加した餅原くんは「多くの患者さんでお忙しいなか、症例の概要をとても丁寧に説明していただき大変勉強になりました。研修を組んでいただいた皆さまに感謝し、この経験を今後の臨床実習の糧として、さらに勉学に励んでいきたいと思います」と語った。

韓国歯医学教育評価院一行が来学

一行と大学関係者

財団法人韓国歯医学教育評価院のLee Jae-Il院長(ソウル大学歯医学大学院教授)とKim Kyung-Nyun認証評価委員会委員長(江陵原州大学歯学部教授)が、7月28日(金)に来学し、相互の友好関係を深めた。一行は川原一祐学長ら大学関係者と会談した後、韓国人留学生の案内で学内と大学病院の各種施設をくまなく見学した。Lee院長は「歯医学の分野において日本は常に先進国であり、韓国は日本から多くのことを学んできた。歯医学教育の認証評価という部分においては認証評価機関を持つ韓国に多少の経験があるため、今後ぜひ協力していきたい」と述べ、歯科医学教育の国際的な発展をめざしお互いが協力していくことが約束された。

中国河北省からの専修生が病院研修修了

川原学長と記念撮影をする専修生

5月11日(木)、外国人専修生修了式が本部館学長室会議室にて執り行われ、昨年11月より6カ月の予定で本学病院にて研修を行ってきた4人(程 潔、尉 静、李 小燕、張 江畔)が出席した。修了式で川原一祐学長は「今回の研修では文化や習慣だけでなく、専門領域について多くを研鑽されたと思います。ぜひ本学での経験を祖国で生かしていただき、今後の糧となるよう願っています」と送別の言葉を贈った。

台湾・国立彰化女子高級中学の生徒が来訪

本学を訪れた国立彰化女子高級中学の一行

4月25日(火)、台湾の国立彰化女子高級中学の生徒68人らが、修学旅行の一環として本学を訪れた。大学内を見学し、在籍する留学生と交流を楽しんだ。同高級中学を卒業し今年入学した黄 冠妤さんは「松本歯科大学は、学習するにはとても良い環境。日本で歯科医師の資格を取り、台湾に帰るのが目標です」と挨拶し、後輩たちに近況を伝えた。鄭 曜忠校長は「台湾から貴学に多くの留学が在籍していることは、両国の交流の象徴といえる。生徒たちは日本の大学を見学でき、よい体験になった」と話した。

中国・河北医科大学の翟 海魂党委書記一行が来訪

来学した河北医科大学の翟党委書記(左から3人目)

4月19日(水)、本学の姉妹校である中国・河北医科大学の翟 海魂党委書記一行5人が本学を表敬訪問した。大学到着後、矢ヶ﨑 雅理事長、矢ヶ﨑良子法人本部長と面談し、矢ヶ﨑理事長は、創立者・矢ヶ﨑 康博士が本学を開学するまでに至った経緯および河北医科大学や河北省医療関係者との友好交流の歴史について説明した。翟党委書記は「貴大学が創立するまでの困難な道のりや建学の理念について、歴史を含め理解できました。先人の想いを引き継ぎ、今後も友誼の心を発展させていかなければならないと再認識しました」と話した。