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国際交流(2021)

オンラインで学生が交流

 2021年12月28日(火)、本学は昨年に引き続き、河北医科大学と2回目のオンラン臨床実習を実施した。本学の第5学年生6人と河北医科大学の5年生5人が参加し、お互いの大学病院の医療体制や臨床実習内容について紹介し合い、触発される情報交換が行われた。
 本学では、両校の友好交流の一環として2015年から本学歯学部第5学年の学生を派遣し、河北医科大学口腔医学院にて臨床実習を行っている。河北医科大学からは2017年より5年生が来学して本学病院で臨床実習を行い、学生間の相互派遣を実施してきた。

臨床実習内容について紹介し合い、オンラインで情報交換を行う学生

 双方の大学における臨床実習を通じ、歯科医学生として共に成長できることから、新型コロナウイルスパンデミックの影響で国を越えての移動が制限される中でも、交流機会を継続できるように、オンラインでの臨床実習が行われた。
 交流会の始め、河北医科大学口腔医学院院長・楊 冬茹教授より長期にわたる友好交流・人材育成への協力に対し感謝の言葉が述べられ、次世代の友好交流を担う人材育成について強化していくことが確認された

河北医科大学における歯科治療の映像

 最後に河北医科大学口腔医学院で撮影された臨床映像が流され、李 向軍教授から、Er=YAGレーザーによる歯肉縁下歯石の除去、歯周ポケット内の殺菌などの歯周病について治療や口腔外科の外来診療などについての解説が行われた。
 河北医科大学5年生・耿 若婷さんからは臨床実習内容、課外活動や行事についての説明があり、さらに昨年河北省石家庄市の全市民を対象にした大規模PCR検査において医学生としてボランティア活動を行った様子も紹介された。

オンライン臨床実習に参加した第5学年生

 次に学生間のオンライン臨床実習が行われた。最初に、本学の臨床実習風景を撮影したビデオが流され、長尾将平君が本学の臨床実習設備や内容など紹介し、歯科保存学講座の増田宜子教授は歯根端切除術の臨床映像を解説した。
 また、入学から第5学年までの勉強や学生生活もスライドで紹介された。