国際交流(2024)
河北省の歯科医師4名に修了証書を授与
2024年11月8日(金)、学長室にて中国河北省から派遣された専修生4名の修了証書授与式が行われた。歯科医師である4名は同年5月13日(月)より6か月間、本学病院にて臨床研修に励んだ。河北省衛生庁(現河北省衛生健康委員会)は1984年より現職歯科医師を本学に派遣し、歯科医学を通じた友好交流を続けている。今般の研修は、歯科技術の習得に留まらず、新たな文化理解と友情を育む貴重な時間となった。ここで築かれた絆が、今後の日中両国における医学交流と友好関係のさらなる発展に繋がることを期待する。
中国 河北医科大学で学生が臨床実習
歯科実習用人型ロボット(通称:SIMROID)に中国語で問診
「中国の歯科医療における最先端の技術を学ぶことができました。特に、ロボットを併用したインプラント手術の見学は、私にとって非常に衝撃的でした。精密さとスピードを両立させる技術に、未来の歯科医療の可能性を強く感じました。河北医科大学で学んだ技術や知識、そして現地の皆様から受けた温かいご指導は、今後の臨床において大いに活かしていきたいと思います。」
河北医科大学の学生が本学病院で臨床実習
インプラント手術の様子をモニターで観察する学生たち
この実習は、2015年から続く両校の学生交流プログラムの一環であり、新型コロナウイルス感染拡大による中断があったが、今回5年ぶりに再開された。
学生たちは病院の歯科診療各科を見学し、日本の歯科医療教育システムへの理解を深め、文化交流を体験した。
今回の実習に参加した高 越焉さんは、「実習を通じて日本の口腔医療に対する新たな知識を得ました。特に物品管理や障がい者治療など中国ではまだ普及していない分野を学ぶことができたのは大きな収穫でした」と語った。
河北省衛生健康委員会訪問団が来学
創立者矢ヶ﨑康像の前で記念撮影する訪問団
1983年、本学は河北省衛生健康委員会(旧河北省衛生庁)と友好協力協定書を締結して以来、41年に渡る交流を続けてきた。1984年から研修生として受入を開始した河北省内歯科医師は70名にのぼり、帰国後は衛生行政部門・教育部門・臨床医療部門などで中核として活躍するなど、本学は河北省内の医療人材養成に貢献してきた。
同行した河北医科大学口腔医院の馬 哲院長は、「日本の医療分業は大変細分化されおり、歯科医師や歯科衛生士の役割が明確である。現在中国でも歯科衛生士制度の導入を検討しているので、我々も参考にしたい。」と話した。
中国・上海市甘泉外国語中学一行が来学
レジンを充填し、バキュームで吸引
模擬実習は、レジン充填と顕微鏡を使用した細胞観察を実施した。学生達の様子はリアルタイムで中国の保護者に伝えられ、貴重な大学での体験に感謝の言葉が連なっていた。
中国 承徳医学院と 「学術交流・友好協力協定書」締結
川原学長(左から2人目)に記念品を贈る盛党委書記(右から2人目)
承徳医学院は中国の首都北京市を囲む河北省の北東部、承徳市にある1945年創立の公立医療大学である。2020年に承徳医学院臨床学院に口腔医学の専門学部が新設され、歯科医師のキャリアアップなどの協力関係強化が望まれることから今回、協定書を締結することとなった。
創立者矢ヶ﨑 康先生像の前で記念撮影をする3人
中国の歯科医師4人が来学病院で約6カ月間の研修スタート
研修を始める中国の歯科医師4人(前列)と本学関係者
河北医科大学と4回目オンライン臨床実習を実施
2024年3月14日(木)、本学と河北医科大学は4回目のオンライン臨床実習を実施した。この日、本学からは第5学年生8人、河北医科大学からは5年生6人が参加し、双方の大学病院の医療体制や実習内容について情報交換が行われた。
本学の歯科分野の魅力を伝えるべく、学生たちは二か国語で大学病院の紹介ビデオを制作し、今回のオンライン交流会を実施した。
台湾、中国の中学生らが来学し学内を見学
大里高級中学の張 士峰学務主任は「生徒たちが将来を考える上で必ず役に立つと考え、訪問させていただいた」と話し、歓待に感謝した。
セレモニーでは、生徒たちが合唱を披露したり、日本語や英語で自分たちの学校を紹介したりする時間もあった。
診療室を見学する大里高級中学の生徒たち
生徒たちは熱心に見学し、「キャンパスが広くてきれい」「病院の設備が優れている」などと感想を話していた。
