教育活動

教育は、肉眼解剖学と顕微解剖学を担当している。肉眼解剖学では、教育の充実を図るため、学生一人ひとりに1個の骨標本を用いた観察を行うほか、1学年を2つのグループに分けて解剖学実習を実施している。また、最新の視聴覚設備を備えた実習室を常時利用可能とするなど、学生の理解を深めるためのさまざまな工夫を継続的に行っている。顕微解剖学では、実習にヴァーチャルスライドを導入し、全員が最適な標本を共有して観察できる環境を整えている。さらに、自宅学習でも活用できるようにすることで、学生の理解がより深まるよう努めている。

研究概要

研究については、独立した研究者を育成することを目標としている。研究テーマの選択については、各教員の興味・関心を尊重し、その決定を各教員に委ねている。講座内では各教員の自主性を重んじ、互いの研究テーマについて議論を行った上で、研究の遂行から論文執筆に至るまで、各教員が主体的に責任を担う体制としている。現在行われている研究テーマは以下の通りである。
・頭頚部の臨床解剖学(田所)
・口腔顔面痛発症メカニズムの解明(奥村)
・TRPV1の機能とSNPの解析(奥村)
・癌の骨転移に関する研究(平賀)
・歯周組織におけるサイトカインの役割の解析(堀部)
・炎症による歯槽骨破壊・歯根吸収のメカニズム解明(西田)

沿革

1972年の本学創立時から2017年までは、口腔解剖学第1講座(肉眼解剖学担当)と口腔解剖学第2講座(顕微解剖学担当)の二講座制であった。2017年4月、講座再編に伴い両講座を口腔解剖学講座に統合した。その後、2021年4月に解剖学講座に改称し、現在に至っている。
(旧口腔解剖学第1講座)
1972年4月1日に開講し、初代教授として恩田千爾教授(現名誉教授)が岩手医科大学から就任した。1998年4月には、井上勝博が本学総合歯科医学研究所顎・口腔形態機能研究部門から異動し、第2代教授に就任した。1998年7月には、吉井次郎が技術員として採用された。1999年4月には、田所 治(現教授)が日本大学大学院松戸歯学研究科から助手として採用された。2005年10月には、奥村雅代(現准教授)が奈良先端科学技術大学院大学から赴任した。2009年9月には、金銅英二(現衛生学院長)が本学総合歯科医学研究所から異動し、第3代教授に就任した。
(旧口腔解剖学第2講座)
1972年の本学創立時に、鈴木和夫が岩手医科大学歯学部から初代教授として着任し、口腔解剖学第2講座が開設された。2001年4月には、新潟大学歯学部から本学副学長および総合歯科医学研究所所長として着任した小澤英浩が、口腔解剖学第2講座の第2代教授を兼務した。2004年12月には、中村浩彰(現歯学部長)が本学総合歯科医学研究所から異動し、第3代教授に就任した。2006年4月には、平賀 徹(現教授)が大阪大学大学院歯学研究科から助教授として赴任した。2014年4月には、堀部寛治(現講師)が助教として採用された。
(解剖学講座)
2017年4月、口腔解剖学第1講座と口腔解剖学第2講座を口腔解剖学講座に統合した。2021年4月には、口腔解剖学講座を解剖学講座に改称した。同月、西田大輔が助教として採用され、現在に至っている。

スタッフ紹介

教 授:平賀 徹
教 授:田所 治
准教授:奥村 雅代
講 師:堀部 寛治
助 教:西田 大輔
技術員:吉井 次郎