研究概要

・インプラント材料の材質に関する研究
・インプラントの破折を防ぐための構造解析
・コンポジットレジン、CAD/CAM用材料などの歯科材料の材質に関する研究
・人歯の3次元モデルの構築とその解析
・各種材料試験方法の妥当性の検討

教育活動

歯科材料・生体材料の基礎的性質、使用方法に関する1学年、2学年、4~6学年の全講義を担当している。実習は2学年後期に、実際に歯科医師が使用する材料の性質、使用方法について体感できるように心がけて行っている。この実習では、小野擴仁、河瀨雄治、白鳥德彦、竹内賢、津村智信、土井寛則、土井和弘、中島三晴、新納亨、早野圭吾、森厚二、山添正稔、横山宏太、吉田英貴の非常勤講師(開業歯科医師)により実際の診療に沿った教育を行っている。

沿革

歯科理工学講座は、1973年4月に高橋重雄教授(故人)が東京歯科大学より着任し開設された。開設と同時に伊藤充雄助手(関西大学工学部卒)、永澤栄助手(信州大学理学部卒)が着任し教育・研究体制が整った。当初本館の3階に教授室と医局が、地階に研究室、実験室が設けられ、講義と実習も本館を使って行っていた。1975年9月の実習館の落成により教授室と医局が実習館に移転し、広く大きな研究室と専用の実習室が完備され現在に至っている。1983年に洞澤功子助手(信州大学理学部卒)が着任し、1999年高橋重雄教授の退職に伴って、研究所に移動になっていた伊藤充雄教授が帰任して研究、教育の充実がなされた。2010年に伊藤充雄教授(現株式会社生体材料研究所社長)の退職により、2013年11月に永澤栄准教授が教授に昇任した。2016年4月には黒岩昭弘教授(松本歯科大学卒)が歯科補綴学講座より着任し、より一層の発展が図られる体制を整えつつ現在に至っている。
この間、横浜桂子、石井和生、杉江玄嗣、宮沢てる子、田坂裕子、吉田貴光、寺島伸佳、田村 郁、河瀨雄治の各先生が在籍し、本講座の教育と研究に大きく貢献した。
2021年4月に理工学講座に改称した。

スタッフ紹介

教授:黒岩 昭弘
特任教授:永澤 栄
准教授:洞澤 功子
准教授:横井 由紀子