この項目のトップへ戻る

生体調節制御学

生体調節制御学ユニット

本研究ユニットでは、生体の諸機能を合目的的に調節している機構について研究するが、主として研究対象を顎口腔領域の正常機能とその加齢変化及び痛覚伝達機能におき、形態学的及び生理学的に以下の6つの課題を研究する。

特に生体内外の環境変化に対応する反応を、細胞膜の受容体や細胞内情報伝達機構・転写活性因子の動態など、遺伝子発現から蛋白合成といった遺伝子レベル・蛋白レベルのミクロ的な変化から、多数の細胞から構成される生体反応等のマクロ的な変化まで分析対象として取り扱う。

1. 炎症時の発痛に関する遺伝子動態の解析
2. 掻痒感覚の分子メカニズムの解明
3. 神経損傷後の感覚異常の分子メカニズム
4. 老化による知覚機能変化の解明
5. 加齢による知覚機能変化の解明
6. 舌と舌骨運動メカニズムの解明