第6学年

学ぶにつれて関心ある分野広がって

前田風華〔滋賀県 立命館守山高校〕

 私は歯科医師と無縁の家庭で育ちましたが、食事中に何度も入れ歯を気にする祖父を見ていて、入れ歯のスペシャリストになりたいと思ったことが、歯科医師を目指すきっかけでした。
 今は実習生として、病院でも実践的に学んでいます。患者さんたちを前にして緊張の連続ですが、たくさんの症例を体験し、どんな臨床にも適切に対応できるようになりたいです。学ぶにつれて矯正にも関心が広がってきました。装置一つ一つに意味と理由があって、それを理解して適切に使うことで歯を動かしていきます。しっかりと学んで、将来的には、一般矯正だけでなく他科と連携して、口唇口蓋裂など先天的な課題を抱える患者さんの矯正にも携わっていきたいです。
 松本歯科大学の特色の一つは、先生と学生との“距離”の近さです。近いからこそ、こちらが主体性をもって能動的に行動すれば、先生方はいつでもそばでさまざまなサポートをしてくださいますし、学生たちの可能性を伸ばしてくださいます。みなさんも松本歯科大学で、目標に向かって一緒に学びませんか。

第5学年

自然の美しさに心動かされ学ぶ日々

三野耀執〔兵庫県 岡山白陵高校〕

 自然の美しさに触れ心が動く。そういう経験を大切にしながら学生生活を送りたいと思い、自然豊かな環境にある松本歯科大学を選びました。実際に生活すると、四季折々移り変わる自然の美しさは格別、想像していた以上で、毎日心を動かされています。都会の喧騒から距離を置くここでは自分自身にも勉強にも必然的により向き合うことにもなりますが、それら全ての経験が、歯科医師には芸術的センスも必要なのではないかと考えている自分にとって意義あるものになっていると思います。
 大学では1、2年で基礎を学び、3、4年でそれまで学んだことをより総合してよりリアルに学び、そこからさらに実践的に学びます。
 基礎科目の上に立つ臨床科目は奥が深くて、後の自分の実践力になるものなので興味は尽きまん。
口腔内の健康が担保されてこそ精神面を含む全身の健康が維持されることや、全ての健康の土台が口腔内であることなどが一般的にも認識されるようになってきました。今後さらに歯科領域は拡大し、歯科医師は社会の中で一層重要な役割を担うことになると思います。しっかりと学び、豊かな感性を持って社会に貢献する、そんな歯科医師を目指していきます。

第4学年

不安なく勉強に集中できる環境

千葉紗記〔愛媛県 新居浜西高校〕

 大学生活はとても充実しています。いま私が特に興味を持って楽しみにしている授業は、歯科補綴学実習です。補綴とは歯のつめ物やかぶせ物などのことで、それを作る実習です。ワックスや石膏を使って一から入れ歯を作っていくのですが、こんなに大変だとは思わなかったので驚くことばかりです。
 大学の先生方や友人たちの中にはいろいろな考えを持っている人、いろいろな経験をしてきた人がいて、その人たちからも多くのことを学んでいます。みなさん、遊ぶときは遊びますが勉強に対してはとてもまじめです。
 歯科医師の父が患者さんの悩みに優しく寄り添う姿を見てきて、自分も歯科医師になりたいと思いました。松本歯科大学はその父の出身大学で、特待生制度や勉強に専念で環境がとても充実しているところに魅力を感じて入学しました。キャンパス内にある学生寮の「キャンパスイン」には、学生をサポートしてくれる守衛さんや先生方がいつもいてくださるので、安心して勉強に集中することができます。まだまだ未熟ですが、患者さんに寄り添い、患者さんと一緒に問題を解決していけるような優しい歯科医師になりたいです。

プライベートも充実させながら働き続けたい

箕浦史絵菜〔東京都 白百合学園高校〕

 オープンキャンパスに参加して、自然豊かなキャンパスや閑静な学生寮「キャンパスイン」を実際に目で見て、ここなら落ち着いて勉学に集中できると思い、入学を決めました。
 松本歯科大学は「先生と学生との“距離”がとても近い」と聞いていましたが、入学してみるとやはりそのとおりでした。先生方はいつでも親切で丁寧に対応してくださるので、授業で疑問に思ったこともすぐに質問できます。好きな授業は「歯科矯正学」です。1年次に、歯並びを治すことがQOL(生活の質)の向上にもつながることを学んで、興味を持ちました。新しい装置や治療法について学ぶのはとても楽しいですね。勉強は忙しいですが、時間ができたらドライブで長野県の自然を楽しみ、リフレッシュしてまた勉強に集中するようにしています。
 歯科医師の両親が働く姿を見て育ち、自分も歯科医師となって社会に貢献していきたいと思うようになりました。 患者様に信頼され、長く寄り添っていける歯科医師になって、母のように仕事も家庭も充実させながら働き続けていきたい、その目標に向かって頑張ります。

第3学年

クラス全員で励まし合う雰囲気がとても心強い

野﨑 優〔大阪府 帝塚山高校〕

 歯科医師の父親から、食事ができるということは当たり前のようで実はすごいことであり素晴らしいことで、噛めるということは人生の幸福度やQOL(生活の質)にも大きく関係する重要なことなんだと教わって育ちました。それで自分もそうしたことに貢献できる職業に就きたいと思うようになりました。
 松本歯科大学は父親の出身大学であり、子供のころ、旅行の途中で立ち寄った経験もあって自分にとっては一番身近な大学だったので、進学しました。
 単科大学なので、全ての学生の目標が歯科医師国家試験合格です。勉強が苦しいときもありますが、クラス全員で同じ目標に向かって励まし合う雰囲気があるのでとても心強く、しんどい分、達成感ややりがいを感じることができます。
 先生方も全力で学生たちの勉強をサポートしてくださいます。ONとOFFをしっかりと切り換えて、週末には趣味を楽しむ時間も大切しながらこれからも頑張っていこうと思います。

第2学年

勉強だけではない人とのつながりも楽しい

小林俊介〔長野県 上田西高校〕

 入学してみて、松本歯科大学は勉強に集中できる環境がしっかりと整っている大学だとあらためて感じています。定期的に「Weekly Test‘(ウイークリーテスト)」があるので大変ですが、勉強習慣は自然と身に付きますし、先生方はいつでも疑問や質問に応じてくださいますのでしっかりと学ぶことができます。僕は体の構造にとても興味があるので、今は解剖学の授業が一番楽しいです。どんなことも基礎をしっかりと身につけて、そこから発展させていけるようになりたいです。
 大学には体育系と文化系合わせて21の部のほか同好会、愛好会があり、たくさんの学生が勉強と両立させて熱心に、楽しみながら活動しています。僕も大学に入ったら勉強以外のことも経験したいと思っていたので、もともと好きだった準硬式野球部と水泳部に入りました。人間関係が広がって、大学生活がより充実したものになっています。確かな技術と知識を持った上で固定観念にとらわれず創意工夫し、患者さんとしっかりとコミュニケーションがとれる、そんな歯科医師を目指しています。

学ぶこと全てが将来の仕事力に

木ノ島旺さん〔長野県 伊那北高校〕

 松本歯科大学に入学してよかったと思うことの一つが、「Weekly Test(ウイークリーテスト)」という教育システムがあることです。第1学年は毎週、第2学年以降は隔週で行われます。定期的に理解度を細かくチェックできるので、自分の学習の度合いがよく分かります。準備はたいへんですが、テストで問われることの全てが将来、歯科医師になってから何十年と使い続けることになるので、システムに則ってしっかりと準備し、学んだことを確実に定着させていこうと思います。
 大学生活はとても楽しいです。自分が好きで進んだ道なので、学んでいる全ての科目に興味が持てます。中でもいま特に面白いと感じているのは微生物学です。覚えることが多いですが、担当の先生が丁寧に分かりやすく教えてくださるので、学んだことを踏まえて事象と事象を関連付けて理解できた時などはとてもうれしいですね。
 最適な治療で、患者さんを笑顔にできる歯科医師になるのが目標です。きょう学んだことが将来の自分の仕事力になるという自覚を持って、仲間と励まし合って頑張ります。

在学生・卒業生からのメッセージ