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東海大諏訪高校が来学

 東海大学付属諏訪高校(茅野市)の理数科特進部の1年生30人が12月7日(木)、本学を訪れた。高校と大学が連携してより充実した教育を行う「高大連携教育事業」の一環で、生徒たちは特別講義を受けたり施設内を見学したりして、本学の取り組みに理解を深めた。
特別授業は、大学院歯学独立研究科長の平岡行博特任教授が「鏡の国の化学」をテーマに、大学ならではの階段教室で講義した。平岡特任教授はアミノ酸の性質を分かりやすく解説し、「サイエンスは楽しい。実験をする人生、研究をする人生を将来の選択肢にしてみてはどうか」と研究職の魅力も伝えた。科学実習は総合歯科医学研究所の中村浩彰教授が担当した。生徒たちは、大学生が行う実験のようにして顕微鏡を扱い歯の組織を観察し「見えたよ」「きれいだよ」と歓声を上げ、「大学の授業で使うものはどれも本格的で驚いた」などと感想を話していた。

松本歯科大学の特色について、説明を受ける学生

平岡特任教授より「鏡の国の化学」をテーマに、アミノ酸についての特別講義を受ける

顕微鏡を扱い歯の組織を観察

塩原主任司書から、図書館内についての説明を受ける