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初診室の内田教授が山梨県のがん患者などに向け講演

 病院初診室総合診断科・総合診療科の内田啓一教授は11月26日(日)、山梨県内で開かれたNPO法人がんフォーラム山梨・山梨がんピアサポート希望(のぞみ)の会の集会に招かれ、「がん治療・療養と口腔ケア」の演題で基調講演をした。
参加者は全員、がん経験者やがん治療中の人で、放射線治療や抗がん剤治療による口腔粘膜疾患に悩んでいる人も多いことから、内田教授は、口腔内および、頭頸部がん放射線治療による口腔内管理の基礎知識を中心に、詳しく解説した。
講演後は活発な質疑応答も行われ、「滅多に診る機会のない口腔疾患にも触れることができ、口腔ケアの重要性を再確認することができた」「あらためて口から始まる人間の営みに気づくことができた」などさまざまな声が聞かれた。

会員の質問にも気さくに応じた内田教授(左)