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学生代表が4年ぶりに中国河北医科大学臨床実習プログラムに参加

 第5学年の成績優秀者を対象にした第6回中国河北省臨床実習プログラムが8月10日(木)から8月15日(火)まで、中国の河北医科大学口腔医院と口腔医院中華院区(分院)で4年ぶりに実施された。学生6人が参加し、見識を高めた。
 プログラム初日、歓迎セレモニーで李 増寧(リ ゾウネイ)党委書記から歓迎を受けた後、学生たちは口腔外科の手術室で、歯科医師ロボットによる全自動インプラント手術を見学した。ヒューマンエラーを最小限に抑えることを目指したもので、その技術に学生たちは感銘を受けていた。河北医科大学の学生との交流会もあり、学生同士、臨床実習と国家試験勉強に追われている日々の苦労を共有した。
 滞在中は、河北博物院や臨済寺、北京市街地などを訪れ、中国の歴史や市民生活についても理解を深めた。参加した学生の一人は「私自身が思う歯科医師の在り方や学びの姿勢、そして中国という国について改めて考え直すきっかけとなった」と充実した表情で話し、プログラム全体を振り返っていた。

河北医科大学口腔医院での診療を見学する学生たち

河北医科大学口腔医院において歓迎セレモニーに臨む学生(左側)

口腔外科で、歯科医師ロボットの手術を興味深く見学する学生

北京の雍和宮(ようわきゅう)を拝観する本学の一行