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故人に尊敬と感謝の意を示し、冥福を祈った解剖諸霊位慰霊祭

 第47回解剖諸霊位慰霊祭が6月3日(土)、本学7階講堂で営まれた。歯科医学や医学の発展のため本学にご献体された方々の遺族と、本学の役員や教員、歯学部の第1学年から第3学年までの約250人が参列し、故人に尊敬と感謝の意を示し、冥福を祈った。本学関係者は故人の遺志を尊重してご献体を承認されたご遺族にも深く感謝し、故人の遺志に報いるためにもそれぞれの本分を全うし社会に貢献することを誓っていた。
 コロナ禍だったため、4年ぶりの開催となった。ステージ上に設けた祭壇には、2022年9月から2023年2月までに解剖学や病理学などの実習で使わせていただいた13柱をまつり、参列者が数人ずつ焼香した。学生を代表して第3学年の佐藤瑠海君があいさつし「学生一同、ご献体されたご遺志に報いるため、高みを目指して研さんを積み、病める人に寄り添い支えていく歯科医師になることを誓います」と述べた。