診療参加型臨床実習後臨床能力試験「臨床実地試験（ＣＰＸ ）と一斉技能試験(ＣＳＸ)」は、全国の歯学系大学で共用試験として昨年度から正式実施され、2026年度からは公的化されることが正式決定されている。本学では毎年臨床実習の開始に合わせ、臨床実習に関わる教員向けのFDを開催しているが、本年度も4月12日（水）に開催された。
　当日は、CPXについて口腔インプラントセンターの笠原隼男講師が，CSXについて歯科保存学講座の尾﨑友輝講師が説明を行い、今年度からはＣＰＸ、ＣＳＸともに評価者は機構認定評価者であることが必須であることなどが説明された。活発な質疑応答も行われ、教員間での情報共有が図られた。さらにCPX認定評価者には、今年度から導入予定のCPX入力システムについての説明が行われた。今年度の実施に向けて着々と準備が進められている。
　なお、今年度のCSXは2024年1月26日（金）に、CPXは4月中旬から実施を開始し、2024年1月18日（木）に機構派遣監督者の視察が予定されている。本学学生においては、臨床実習で培った技能と態度が充分に発揮できるように期待したい。
　実施に当たっては、年度も教員はじめ関係各位のご協力をお願い致します。

　　　 CPX実行責任者＝歯科保存学講座　教授　増田宣子
　　　 CSX実行責任者＝地域連携歯科学講座　講師　冨士岳志