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河北医科大学とのオンライン臨床交流会

 本学と姉妹校関係にあり、毎年学術交流を続けている中国・河北医科大学とのオンライン臨床実習交流会が2月8日(水)、両校を結んで行われた。本学は創立30年記念棟の「常念岳」を会場とし、宇田川信之歯学部長や第5学年の学生代表7人などが参加。河北医科大学の特設会場にいる武宇明副学長や日本の歯学部に当たる口腔医学院の第5学年の学生代表らと、臨床実習の動画を交互に映し出すなどして交流した。 
 宇田川歯学部長は「長年貴学と友好関係を続けてこられたことに感謝している。今回の交流はコロナ禍のためWebだが、有意義なものになることを願う」とあいさつし、「来年度以降はぜひ学生を連れておじゃましたい」と述べた。武副学長は「医学に国境はなく、医は仁術である。両大学の交流が永遠に続くことを願っている。これからも共に力を合わせ、連携して社会に貢献していこう」などと話した。
学生同士も活発に対話し、本学の学生代表の一人で相浦昇平君は「国も環境も違うところでの学びの違いを感じた。患者に対する意気込みがすごい」と感想を話していた。
本学は1986年に、河北医学院(現在の河北医科大学)と姉妹校提携して以来、37年にわたり学術・親善交流を続けている。新型コロナウイルス感染症の流行により、オンライン方式での交流は今回で3回目となった。

河北医科大学の大学説明に聞き入る学生たち

オンラインで河北医科大学の関係者と対話する5学年生

オンライン交流会に参加した本学の学生たち