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学生450人にワクチン接種を実施

新型コロナウイルスワクチンの職域接種が本格的に始まった6月21日(月)、松本歯科大学は接種を希望する歯学部・衛生学院・大学院の学生約450人に対して、本学歯科麻酔科の歯科医師が接種者(打ち手)となりワクチン接種を実施した。
県内で初めての職域接種とあって多くの報道陣が取材に訪れ、インタビューを受けた学生は、「早く接種できてよかった。コロナに対する不安が軽減された」「私たち学生や大学関係者が接種できたことにより、病院に来られる患者さんも安心してもらえると思う」と感想を述べた。
文部科学省によると、17日(木)の時点で全国174大学が接種の申請を済ませているが、付属病院を持たない大学は問診の医師や注射の打ち手の確保に難航しているケースが多く、21日から接種を始められたのは本学ほか17校にとどまっている。
本学は今後も企業の職域接種にも可能な限り協力し、地域の感染拡大の抑え込みに貢献していく。

ワクチン接種を受ける学生

打ち手は本学歯科医師が担当

問診後に接種の順番を待つ

報道陣の質問に答える学生