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新型コロナウイルス感染症抗体検査を全学実施

本学は5月11日(月)から28日(木)にかけて、全職員・学生1146人を対象に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)抗体検査を実施し、全員が陰性と判明した。現時点における発症と免疫獲得の有無を調査し、講義・実習(臨床実習を含む)などの実施および病院における診療従事者配置の判断の根拠となる感染リスクの基礎データ解析を行うことを目的としている。この結果を受けて、6月1日(月)からは歯学部・衛生学院の対面授業を開始する方針で、感染予防対策を継続していく。
COVID-19の地方都市における潜在的感染状況のデータは未だ存在せず、本結果は国ならびに地域行政機関の本症の感染対策に対して有用な情報提供であり、29日(金)には記者発表が行われた。前島信也病院長、宇田川信之歯学部長、川 茂幸特任教授(内科学)、山賀孝之教授(公衆衛生学講座)から、大学全体として徹底した抗体検査を行った意義ならびに本学の感染予防対策について報道関係者に説明がなされた。

抗体検査を受ける歯学部学生

記者発表で質問に答える前島病院長(右から2人目)

※抗体検査に関する詳細は、広報紙 Campus Today 6月号(No.437)をご覧ください。