カムカムメニュー料理教室を初開催
令和元年度長野県地域発元気づくり支援金を受けて本学が主催する “カムカム(噛む噛む)メニュー”普及推進活動の一環として10月11日(金)、塩尻市市民交流センター(えんぱーく)3階食育室においてカムカムメニュー料理教室が初めて開催され、県内外より15人が参加した。講師にホテルシェラリゾート白馬(北安曇郡白馬村)の総料理長・金澤光久さんを招き、よく噛んで深い味わいを堪能できるカムカムメニューと家庭でワンランク上のフランス料理を作るためのソースレシピが伝授された。
金澤さんはソースを煮詰める加減や味を引き立てる香りなどのポイントを挙げながら、作り方のこつを丁寧に説明した。また「どんな料理にも合わせてアレンジできる美味しい万能ソース。作るのに時間はかかるが煮詰めれば煮詰めるほど美味しい。多く作って冷凍しておけばいざという時に使いやすい」と話し、参加者は熱心に質問したりメモを取ったりしていた。
試食会では料理の写真を撮ったり歓談したりしながら、全員で協力して作り上げたカムカムメニューに舌鼓を打った。参加者のひとりは「キノコがジューシーで噛むたびに香りを感じられ、よく噛むことの大切さを認識した」と感想を述べていた。
12月7日(土)には第6回カムカムメニュー・写真コンテストの表彰式とあわせて特別講演会、試食会が催される。金澤さんは試食会でオリジナルレシピのカムカムメニューを提供することを話し、作品募集とともに参加を呼びかけた。
料理教室メニュー
白身魚と海老のソテー 森のキノコ添え ヴァンブランソース
牛肉のステーキ 森のキノコ添え ソース・ジュ・トランシュ
じゃが芋のパイユ
カムカムリゾット
調理を実演する金澤さん(上:じゃが芋のパイユ、下:海老のソテー)
美味しそうに見える盛り付けのポイントを説明
白身魚と海老のソテー 森のキノコ添え ヴァンブランソース
牛肉のステーキ 森のキノコ添え ソース・ジュ・トランシュ
完成後の試食会