12倍大の歯の模型教材を開発
口腔解剖学講座・金銅英二教授と入門歯科医学・谷内秀寿講師、三溝恒幸歯科技工士らは、3Dプリンターを用いて歯の12倍大の模型教材を製作した。
第一大臼歯(最大の歯)の場合、(近遠心径)約140mm×奥行き(頬舌径)135mmで、重量は195.8g。素材はABS樹脂製で驚くほど軽い。
金銅教授らは、歯の形態に関する論文や歯の解剖学の教科書などを徹底的に調査し、日本人の各歯のサイズ、形態を標準化し数値化した。模型は歯の形態を正確に表現しているのが特長で、歯科医学の教育現場だけでなく、臨床でも活用が期待される。
問合わせは口腔解剖学講座(℡0263-51-2032)
歯の形態を正確に表現した12倍大の歯の模型
すべての歯種を並べて観察できる