(2022.2.16) 増田宜子 Kimi

(2022.2.16)健康増進口腔科学講座 教授 増田宜子

 物心ついてからは、犬や猫を飼うことが夢だった。
家族のアレルギーなどの理由から今まで犬や猫を飼えなく、いつか飼いたいと思っていた。
研究のため動物実験を行っていることもあり1匹だけでも動物に恩返ししたいとも思っていた。
「岩合光昭の世界ネコ歩き」を見ては猫ののんびりしたゆったりした時間とそれでいてたくましく、可愛らしい姿に羨望の眼差しを注いでいた。
人間と猫の平均寿命を考えるとそろそろ飼わないと猫を飼わずに一生が終わる。最後に猫を飼いたかったと思うに違いないと思い、松本に来たこともあり飼うことにした。
かねてから飼いたかった北の国のネコにし、名前はkimiと名付けた。(由来は2007年F1ワールドチャンピオンでフィンランド出身のキミライコネン)
見た目は可愛らしく優雅だったが実際は落ち着きがなく白い影のごとく実体を見せずに飛び回っている。
得意技は箪笥の上からのハイフライフローである。
疲れて家に帰るとまた新たな闘いが待っており、ネコのいる癒しの暮らしとはほど遠い。
明るく元気なので元気をもらっていると言い聞かせている。
動物への恩返しと思って出来るだけのことをしたい。