(2018.04.01) 内田啓一  自動車模型・ミニカー

(2018.04.01) 硬組織疾患制御再建学講座 教授 内田啓一

子供のころにとくに男性は、一度は意外と精工にできたパトカーやクレー車などの動く「ミニカー」を手に持ち遊んだことはあると思います。すこしオタクな趣味かもしれませんが、私はミニカー収集とカスタマイズが大好きな硬組織疾患制御再建学講座 内田啓一であります。

ミニカーとはミニチュアカー(Miniature Car)という言葉を略したものであり、ミニチュアカーという言葉は和製英語であり、基本的には自動車模型のことを意味します(※1)。

ミニカーの製造方法は意外なことに歯科と共通する方法で製作されている。最も多い製造法はダイキャスト製法(DIE-CAST)であり、溶かした非鉄合金つまりアルミ合金、亜鉛合金、マグネシウム合金、銅合金、鉛合金、錫合金を精密な鋳型に高圧力で流し込む製法である。ホワイトメタル(WHITE METAL)はシリコンゴムで作った型に、鉛と錫の合金を溶融して流し込む製法であり、レジン キャスト(RESIN CAST)は合成樹脂(レジン)を使う鋳造法で作製されている(※1)。当然歯科材料と同じで、その製法や材料により長所・短所がありミニカーといえどもその保管にはいささか気を使うものである。

さて、ミニカーを保管したままではミニカーに失礼であると思い。最近ではミニカーの歴史やその車達の生い立ちを調査し、その当時の姿を再現することを始めた。当然、書物検索や著書を読み画像検索と論文を作成するのとなんら変わりないことをして行っている。やはり趣味というものは、「純」な心意気を持ち続けていくことが大切だと思います。また趣味を通じて異種業の方々と多く出会いこともとても重要なことであります。

内田の「夢の続きはまた明日」ですが、皆さんはご自身のコレクションへの思い入れは奈辺に? 
(※1)http://minicarmuseum.com/index.html 
ミニチュアカーミュージアム