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6 特色ある大学院

日本のこれまでの大学院教育・研究は、大学の学部講座の延長線上に乗った形で構成されてきたため、縦割り型で閉鎖的になりやすいと指摘されてきました。
そこで松本歯科大学大学院は、学部を主体とせずに、大学の総合歯科医学研究所を基盤とした特色ある歯学独立研究科を設けました。総合歯科医学研究所の3部門を基幹に【硬組織疾患制御再建学講座】【顎口腔機能制御学講座】【健康増進口腔科学講座】を置き、研究目標を同じくする13のユニットをゆるやかに結合しました。基礎・臨床の混合型大学院で、「口腔疾患制御再建学」の1専攻から成っています。
日本の歯科大学では初めての包括的で総合的な大学院であり、学部講座に関係なく、各学問分野が互いに関わり合う学際的な態勢で、横断的にコミュニケーションがとれる組織になっています。

本学大学院の具体的な特色

① 大学教育の場としての総合歯科医学研究所の充実した設備
② 歯科医学における重点課題の研究促進
③ 縦割り型研究組織の壁の撤廃
④ 歯科医学の基礎系研究者と臨床系研究者との連携・融合
⑤ 形態系・機能系・臨床評価系を横断する高度な教育と研究

左:大学院生の研究発表会 右:大学院の基盤となる総合歯科医学研究所