2017

病院内に細胞・再生医療センター開設

自動細胞培養装置の説明をする各務教授

松本歯科大学病院は、医科歯科連携診療部に「細胞・再生医療センター」を開設した。病院における細胞・再生医療研究を支援し、その普及を推進することが目的。株式会社カネカおよびダイダン株式会社の協力を得て、自動細胞培養装置を活用した小規模細胞調製施設を院内に設置し、「自己骨髄間質細胞を用いた歯槽骨の再生医療」に取り組む。
9月15日(金)、創立30年記念棟で行われた記者発表会には、宇田川信之センター長(口腔生化学講座教授)と口腔顎顔面外科学講座・各務秀明教授、株式会社カネカ再生・細胞医療研究所の市村昌紀担当課長、ダイダン株式会社再生医療事業部の佐々木洋二副事業部長が出席し、概要について説明した。

骨吸収の新たなメカニズムを解明

記者発表する小林教授(右)と上原講師

総合歯科医学研究所の小林泰浩教授および口腔生化学講座の上原俊介講師は、神戸大学との共同研究により、破骨細胞内のタンパク質「プロテインキナーゼN3(PKN3)」が、破骨細胞の骨吸収を促進する役割を持っていることを解明し、8月30日(水)に創立30年記念棟で記者発表した。
小林教授らは2012年に、サイトカインWnt5aがその受容体であるRor2に結合すると、細胞内のシグナルが活発になり、破骨細胞になる前の細胞が、破骨細胞になりやすくなることを米国科学雑誌『Nature Medicine』に発表した。その後、文部科学省の科学研究費補助金の支援を受け、さらに研究を進めた結果、研究成果が米国東部時間8月29日(日本時間8月30日)に米国科学雑誌『Science』の姉妹誌である『Science Signaling』誌に掲載された。

第23回SCRP日本代表選抜大会で歯学部学生が英語で研究発表

見学者に研究内容を説明する山口君

公益社団法人・日本歯科医師会主催、デンツプライシロナ株式会社後援によるスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)2017日本代表選抜大会が8月18日(金)、東京の日本歯科医師会館で開催された。全国の歯科大学・歯学部のうち28校の学生が参加し、本学からは第4学年・山口久穂君が出場して「Influence of super-elastic screw pin on strength of dental implant ―Consideration by nonlinear finite element analysis(スクリューピンに超弾性合金を用いた場合のインプラント体の強度に及ぼす影響 ―非線形有限要素解析による検討)」をテーマに英語で研究発表した。

歯科放射線学講座・田口 明教授が日本骨代謝学会学術賞を受賞

学術賞を受賞した田口教授(中央)

7月27日(木)~29日(土)の3日間、ホテル日航福岡において開催された日本骨代謝学会学術集会で、歯科放射線学講座の田口 明教授が学術賞を受賞した。本学術賞は、骨代謝に関する優れた研究を行った研究者に授与されるものであり、基礎系、内科臨床系および外科・歯科臨床系から各1人、計3人が選出される。田口教授は「口腔顎顔面領域における骨粗鬆症の影響に関する研究での多大なる功績」として外科・歯科臨床系分野の学術賞を受賞した。本学からは2002年に宇田川信之教授(口腔生化学講座)が、2012年には小林泰浩教授(総合歯科医学研究所)が本学術賞を受賞している。

第84回松本歯科大学学会(総会)を開催

質疑に答える朝比奈診療助手

第84回松本歯科大学学会(総会)が7月8日(土)、講義館201教室において開催された。一般演題4演題のうち症例発表が3演題、研究発表が1演題で活発なディスカッションが行われた。最優秀発表賞は障がい者歯科学講座の朝比奈伯明診療助手による「障害者への行動調整法と保護者の思い」が選ばれ、高橋直之大学歯学独立研究科長から賞状が手渡された。また特別講演ではスポーツ歯学研究の第一人者の東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究所の武田友孝先生をお招きし、「適切なマウスガードの必要性、効果およびその設計・制作法」と題して講演が行われた。

歯科矯正学講座・唐澤基央助教が「Bronze Prize」を受賞

受賞した唐澤助教(左)と祝福する山田一尋教授

第9回World Implant Orthodontic Conferenceが7月2日(日)から4日(火)にかけて神戸国際会議場において開催され、Rising Star Awards on TADsのセッションで歯科矯正学講座の唐澤基央助教がBronze Prizeを受賞した。唐澤助教は、歯科矯正用アンカースクリューを植立した患者のアンケート調査を行い、「松本歯科大学矯正歯科における歯科矯正用アンカースクリューの現状 / Current situation of orthodontic anchor screw at the Department of Orthodontics, Matsumoto dental university」のタイトルで発表した。

2017年度科研費配分で昨年比35%増・1億5千万円に迫る

文部科学省および日本学術振興会は「2017年度科学研究費助成事業(科研費)」の交付内定を発表した。本学は基礎研究(B)2件、基礎研究(C)8件、挑戦的研究2件、若手研究(B)3件および国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)2件が新規採択された。これにより、2017年度に配分される直接経費と間接経費の総額は1億4千万円を超え、昨年度と比較して35%の増加となった。

鷹股哲也診療教授が植物由来の新素材による「バイオマウスガード」を開発

病院総合口腔診療部門の鷹股哲也診療教授は、スポーツマウスガード材として応用可能な新素材を日立造船株式会社製造・販売と共同で開発し、6月17日(土)・18日(日)に札幌市で開催された第28回日本スポーツ歯科医学会総会・学術大会において、「バイオマテリアル(Bio-trans-polyisoprene)によるマウスガード材への応用に関する基礎的検討」と題して、新素材を用いたマウスガードの製作方法などを口演発表した。鷹股教授は「国内外において初めてと思われるマウスガード材で、今後は本材料の耐久性・カラーリング・装着感など、実用化に向けて検討を重ねたい」と話している。

2016年度学位論文公開

2016年度松本歯科大学大学院歯学独立研究科博士学位論文(8件)を松本歯科大学リポジトリにて公開した。

松田紗衣佳助教が一般社団法人日本小児歯科学会のデンツプライシロナ賞を受賞

受賞した松田助教(中央)

小児歯科学講座の松田紗衣佳助教が一般社団法人日本小児歯科学会のデンツプライシロナ賞を受賞し、5月25日(木)・26日(金)に開催された第55回日本小児歯科学会で理事長の木本茂成教授より功績が称えられ楯と賞を授与された。松田助教は大学院修了時の筆頭英論文3編、共同著者の英論文5編、和論文が2編あり、IF(インパクトファクター)の合計が12.008と最優秀での受賞となった。

吉成伸夫教授が第102回アメリカ歯周病学会共催・日本歯周病学会日本臨床歯周病学会でポスター最優秀賞を受賞

受賞した吉成教授(右から2人目)

歯科保存学講座の吉成伸夫教授は、昨年2016年9月に米国サンディエゴにて開催された第102回アメリカ歯周病学会共催・日本歯周病学会日本臨床歯周病学会(The 102nd Annual Meeting of American Academy of Periodontology in Collaboration with the Japanese Society of Periodontology and the Japanese Academy of Clinical Periodontology)において、「Analysis of the relationship between periodontal disease and diabetes mellitus」のタイトルでポスター発表し、JSP/JACPポスターGeneral/Clinical Research部門(ストローマン・ジャパン賞) 最優秀賞を受賞し、2017年5月11日から13日に開催された第60回春季日本歯周病学会学術大会において授賞式が行われた。

歯学部選択科目「歯科医学研究」学生が研究成果を発表

研究発表をする第2学年・中田君

2月21日(火)、講義館201教室において「歯科医学研究」A(第2学年)・B(第3学年)の発表会が開かれた。この科目は本年度初めて開講された選択科目で、未来の歯科医療を拓く歯科医師としてのリサーチマインドを身につけることを目的としており、後期水曜日の4時限に設定されている。学生たちは研究に取り組んできた成果を堂々と発表し、活発な討論が行われた。

〔学生と研究テーマ〕
・亀田 夏希「唾液ムチンによるP. gingivalis LPSの機能抑制効果検討」
・小野 亜美「歯の発生過程におけるDMP-1, DSP, FAM20Cの局在について」
・中田 智是、大毛 翔吾、上原 新翔「Porphyromonas gingivalisの硫化水素産生と薬剤耐性に関する研究」
・宇田川 琢「LPS投与によるメタロチオネイン発現と血清亜鉛量変化」
・大谷 有希、清水 まや「正常顎下腺におけるMammaglobin陽性細胞の分布」
・菊地 涼太、佐々木 裕也「骨吸収を司る破骨細胞とは?」
・久世 朋弘、小池 隆文「ヒト下顎骨オトガイ棘の形態学的研究と今後の展開」
・椎名 哲郎「三叉神経節におけるTRPV1チャネルは口腔領域の痛みによって増加する」
・杉田 寛和「あくびの科学」
・山口 久穂「スクリューピンに超弾性合金を用いた場合のインプラント体の強度に及ぼす影響 ―非線形有限要素法による検討―」
・山田 蘭子「口唇閉鎖トレーニング によって二重顎は解消されるか?」

歯学部学生が日本小児歯科学会学生優秀賞を受賞

宮原君(左)と小児歯科学・大須賀直人教授

公益社団法人・小児歯科学会では小児歯科学においてその学業、臨床成績が優秀で、小児歯科学へ高い意気込みを持った学部学生対象者に対し、「日本小児歯科学会学部学生優秀賞」を新設している。2016年度は第6学年の宮原良太君(第40期卒業生)を本学から申請し、学生優秀賞として承認され、2月1日付で表彰状と副賞が贈呈された。宮原君は「栄えある賞をいただき、指導してくださった諸先生方に感謝いたします。この受賞を糧とし、今後も歯科医師として精進してまいります」と感想を述べていた。

2016

歯学部学生が松本歯科大学学会の最優秀発表賞を受賞

左から宮野さん、渡邉君、吉田さん、山口君

第83回松本歯科大学学会(例会)が12月3日(土)、講義館201教室において開催された。一般演題では、歯学部第3学年の吉田美加さん、渡邉剛樹君、山口久穂君、宮野宏子さんらの学生グループが、「内腸骨静脈が腸骨間静脈に注ぐ重複下大静脈の一例」と題して、第2学年次に行った解剖学実習での珍しい一例について研究発表し、栄えある最優秀発表賞を受賞した。吉田さんは「思いもかけず賞を賜り、本例を観察する機会を与えて下さった故人ならびにご遺族に感謝するとともに、ご遺体の保存・剖出準備に関して吉井次郎技術員に御礼申し上げます」と話し、渡邉君は「今回の研究は、歯科医師を目指す自分にとって貴重なテーマ。こうした機会を通して見識を広めていきたい」と感想を述べていた。

松田紗衣佳助手が外国誌のオファーで総説論文を執筆

小児歯科学講座助手で大学院(指導教員=総合歯科医学研究所・川上敏行教授)の松田紗衣佳院生(第4学年)の総説論文が、『International Journal of Dentistry and Oral Sciences(S9:001, 1-7, 2016)』に掲載された。本論文は、『International Journal of Medical Sciences』に掲載された松田院生の博士学位研究の論文を読んだIJDOS誌の編集者から、その内容を中心に据えた総説の執筆オファーがあり、「Overview of Cytological Dynamics of Periodontal Ligament Inflammatory Lesions」との題名で書き下ろしたもの。

石原裕一教授が2016年度日本歯周病学会・学術賞を受賞

10月7日(金)・8日(土)の両日、日本歯科大学新潟歯学部の主管により、第59回秋季日本歯周病学会学術大会が朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターにおいて開催された。7日の総会では表彰が行われ、歯科保存学講座の石原裕一教授が2016年度日本歯周病学会・学術賞を受賞した。同賞は、2001年より創設され、歯周病学において継続して優れた業績を上げた研究者の功績を讃えることを目的として学会より表彰されるもので、本年は柳田 学先生(大阪大学大学院歯学研究科口腔治療学教室)と石原教授が受賞した。

中道裕子講師が第2回Neo Vitamin D Workshopで優秀ポスター賞を受賞

徳島大学の松本俊夫教授と中道講師(左)

8月26日(金)・27日(土)の両日、第2回Neo Vitamin D Workshopが東京都高輪TKPガーデンシティ品川で開催された。ポスター発表26演題の抄録とショート口演の採点結果から、総合歯科医学研究所の中道裕子講師が優秀ポスター賞に選定された。中道講師の演題は、「骨芽細胞特異的VDR欠損および破骨細胞特異的VDR欠損マウスの表現型~VDR cKOマウスを用いたエルデカルシトール(ELD)の作用効果の解析」であり、骨粗鬆症治療薬である活性型ビタミンD製剤エルデカルシトールの骨量上昇効果の作用点を明らかにしたものである。本研究内容は、来年3月米国フロリダで開催されるVitamin D Workshopで発表予定であり、エルゼビア社が5年おきに発行する「Vitamin D」第4版においても執筆依頼されている。

岡田芳幸准教授の研究論文が米国心臓協会の国際ガイドライン作成に寄与

アメリカ心臓協会(The American Heart Association:AHA)は、このたび動脈硬化に対する血管評価方法の一般化に向けた新ガイドラインを発表した。作成にあたっては数年にわたり、何百万もの関連論文のなかからエビデンスレベルが高いものを基準に厳格なレビューと承認審査を経て報告されたが、その作成の元となった300あまりの厳選された論文のなかに、障がい者歯科学講座の岡田芳幸准教授が筆頭著者として医学雑誌『Hypertension(2012年59巻1号 p.98-104)』に発表した原著論文「Relationship between sympathetic baroreflex sensitivity and arterial stiffness in elderly men and women.」が含まれている。

第22回SCRP日本代表選抜大会で歯学部学生が研究発表

研究発表した高濱君

スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)2016年度日本代表選抜大会が8月19日(金)、東京の日本歯科医師会館で開催された。全国29大学の学生が参加し、本学からは第4学年・髙濱暁君が「Localization of RELM-/FIZZ2 is Associated with Tooth Root Development(RELM-/FIZZ2の歯根形成過程における局在)」というタイトルで、セメント質形成が歯根象牙質表面に集積するRELM-/FIZZ2と密接な関連があるという研究成果を英語で発表した。

第82回松本歯科大学学会(総会)を開催

7月9日(土)、第82回松本歯科大学学会(総会)が開催された。一般演題では歯学部第6学年の日置崇史君らが「咀嚼回数を意識すると食べ物の選択は変わるか?」と題して研究成果を発表した。特別講演では徳島大学大学院医歯薬学研究部小児歯科学分野の岩本 勉教授による「硬組織形成細胞の分化と細胞外環境」と題する講演がなされた。なお、本学会初の優秀発表賞は、口腔細菌学講座の塩屋幸樹助教による「Porphyromonas gingivalisの硫化水素産生酵素の同定およびマウス生体反応の解析」に授与された。

上原俊介講師が歯科基礎医学会若手研究者助成コンペで最高得点

研究発表する上原講師

歯科基礎医学会の若手研究者助成コンペティションが、5月14日(土)に日本歯科大学生命歯学部九段ホールにて開催された。応募総数9件から書類選考を行った結果、4件の申請研究課題が選ばれた。本学からは口腔生化学講座の上原俊介講師が「破骨細胞の骨吸収におけるPkn3の役割の解明」というタイトルでコンペティションに参加し、当日参加した歯科基礎医学会代議員の採点により最高得点を得ることができ、研究費の助成が決定した。

2016年度科研費配分で21件新規採択、4年連続1億円を突破

文部科学省および日本学術振興会は、「2016(平成28)年度科学研究費補助金(科研費)」の交付内定を発表した。今回の交付内定では、基盤研究(A)、基盤研究(B)など総計21件が新規に採択された。また、全国総採択率が28%であるのに対して本学は45%という結果であった。これにより2016年度に配分される直接経費と間接経費の総額は1億1000万円を超える額となった。なお、昨年度(2015年)の統計によると、本学への科研費交付額は、歯学研究機関別(大学別)で11位(私立大学ではトップ)にランクされている。

永澤 栄教授が第67回日本歯科理工学会・学会賞を受賞

4月16日(土)と17日(日)の両日、福岡歯科大学の主管により第67回日本歯科理工学会が九州大学医学部百年講堂において開催された。16日の総会席上では各種表彰が行われ、歯科理工学講座の永澤 栄教授が2015年度日本歯科理工学会・学会賞を受賞した。永澤教授は中部地方会長、英文誌編集委員、データベース委員長などを歴任し、全学会員において唯一人、学会発表賞を5回受賞したことなどの研究活動や学会への貢献が認められたもの。

第26回SKIPセミナーで溝口利英講師が招待講演

2月10日(水)、第26回SKIP(Stem cell Knowledge and Information Portal)セミナーが慶應義塾大学医学部で開催され、総合歯科医学研究所の溝口利英講師が「細胞系譜解析による生体内における骨髄間葉系幹細胞の同定と機能解明」という演題で招待講演を行った。SKIPセミナーは、幹細胞研究の情報を広く集約し、情報交換及び共同研究の促進を図ることを目的に、厚生労働省ヒト幹細胞情報化推進事業として慶應義塾大学が運営するもの。その活動の一環としてセミナーを定期的に開催し、幹細胞研究の動向を提供している。

本学と東京大学を中心に日本骨免疫ウインターセミナーを開催

ポスター発表を行った楊院生

1月28日(木)から3日間にわたり、ホテルマロウド軽井沢において第1回日本骨免疫ウインターセミナーが開催された。本セミナーは、かねてより本学と東京大学を中心として冬の長野県で開催されてきた「Osteoclast Biology Meeting」を発展させたもの。本学からは大学院第1学年の楊 孟雨院生が「PTHアナボリック作用に対する骨髄間葉系幹細胞の寄与」という演題で初めてのポスター発表を行った。その他、高橋直之教授、宇田川信之教授など9人がそれぞれ発表を行った。

2015

第81回松本歯科大学学会(例会)を開催

12月5日(土)、第81回松本歯科大学学会(例会)が開催された。特別講演には大阪大学大学院歯学研究科高次脳口腔機能学講座の丹羽 均教授をお招きし、「要介護高齢者の歯科治療-歯科麻酔医の役割」と題して講演いただいた。一般演題では歯科矯正学講座の荒井 敦助教、歯科放射線学講座の山田真一郎助教、歯科麻酔学講座の湯川譲治助手がそれぞれ発表した。なお、来年度からは最優秀発表者に贈られる学会賞を設ける予定。

大学院生の論文写真が医学雑誌の表紙に採用

医学雑誌を持つ高峰院生(左)と川上教授

大学院第4学年の高峰圭介院生(主指導教員:川上敏行教授)が共同研究の筆頭著者として投稿した論文「Notch as a Possible Cell Differentiation Factor in Pleomorphic Adenomas」が、医学雑誌『International Journal of Medical Sciences』(2015年12巻10号p.759-763)に掲載され、その結果を示す重要な画像が同誌掲載号の表紙写真として採用された。医学雑誌の表紙を飾るという名誉に高峰院生は「主として指導していただいた川上教授はもちろん、支えてくれた共同研究者の諸先生方に深く感謝いたします」と語った。

第32回日本障害者歯科学会学術大会で磯野員達助手が最優秀研究賞を受賞

受賞した磯野助手(左から2人目)

11月6日(金)から8日(日)にかけて、名古屋国際会議場において第32回日本障害者歯科学会学術大会が開催された。多くの研究成果が発表され注目されるなか障害者歯科学講座の磯野員達助手が最優秀研究賞に選ばれた。当講座からは昨年の三井達久助手に続き2年連続しての受賞となった。磯野助手の発表演題は「笑気吸入鎮静による疼痛時昇圧応答の抑制は心拍出量よりも末梢血管調節に依存する」。

米国骨代謝学会(ASBMR2015)で平賀 徹准教授、上原俊介講師が口演

上原講師(中央)

10月9日(金)から4日間にわたり、米国ワシントン州シアトルにおいて米国骨代謝学会(ASBMR2015)が開催された。毎年1500を超える発表演題が集まるなか約200人の査読者により上位140演題(約9%)が口演に選定される。本学からは口腔解剖学第2講座の平賀 徹准教授と口腔生化学講座の上原俊介講師が栄えある口演演題に選定され口頭発表を行った。さらに上原講師は優秀な演題であるプレナリー口演30演題(約2%)に選定された。

日本咀嚼学会第26回学術大会で大学院生が優秀ポスター賞を受賞

受賞した祁院生(左)

9月26日(土)、鶴見大学会館において日本咀嚼学会第26回学術大会が開催された。大学院第4学年の祁 君容院生は同学会における昨年度の学術大会で「外耳道内圧の変化と下顎運動の関係」と題してポスター発表し、優秀ポスター賞を受賞。今年度の総会において日本咀嚼学会の水口俊介理事長より表彰状が授与された。祁院生は「昨年の受賞がきっかけとなり、より研究を進め、今年も研究発表することができました。受賞は指導していただいた先生方のおかげです。優れた先生方のもとで研究させていただく自分は大変幸せです」と受賞の喜びを語った。

松本歯学41巻1号(2015.6)公開

松本歯学41巻1号(2015.6)を松本歯科大学リポジトリにて公開した。

第57回歯科基礎医学会学術大会日韓シンポジウムで小林泰浩教授が講演

9月11日(金)から3日間にわたり、新潟コンベンションセンターにおいて第57回歯科基礎医学会学術大会が開催された。今回はじめて、歯科基礎医学会(JSOB)と韓国の歯科基礎医学会に相当するKorean Basic Dental Science Society Association(KBDSSA)との合同シンポジウムが企画され、総合歯科医学研究所の小林泰浩教授が「各種Wntシグナルの破骨細胞分化における役割」についてシンポジストとして講演を行った。2017年には本学が担当する第59回歯科基礎医学会学術大会において再び日韓合同シンポジウムが開催される予定。

第57回歯科基礎医学会学術大会で歯学部学生がポスター発表

9月11日(金)から3日間にわたり、新潟コンベンションセンターにおいて第57回歯科基礎医学会学術大会が開催された。学部学生が発表するセッションでは、第3学年の髙濱 暁君が「Immunohistochemical localization of RELM-/Fizz2 during tooth development(歯胚発生過程におけるRELM-/FIZZ2局在)」についてポスター発表を行った。髙濱君は「講義や実習で学んだ知識をより深く考えることができ、研究成果に注目してもらえたことは良い経験になりました」と感想を語った。

第24回硬組織再生生物学会学術大会・総会で大学院生が優秀発表賞を受賞

受賞した髙谷院生(中央)

8月22日(土)、大阪歯科大学100周年記念館において第24回硬組織再生生物学会学術大会・総会が開催された。本学病院口腔診療部助手で大学院第4学年の髙谷達夫院生は「実験的咬合性外傷における歯周組織変化」と題して発表を行い、優秀発表賞(ポスター)を受賞した。また、髙谷院生が筆頭著者として投稿した同研究の論文「Cytological Kinetics of Periodontal Ligament in an Experimental Occlusal Trauma Model」は、『International Journal of Medical Sciences』(2015; 12(7): 554-551. Doi:0.7150/ijms.12217)に掲載され、その論文中の図版が掲載号の表紙に採用された。同誌は基礎医学分野の研究をカバーしているIvyspring International Publisherから出版されている医学専門誌(IF:2.003)で、掲載論文はPubMED Central.でアーカイブされている。

第21回SCRP日本代表選抜大会で歯学部学生が発表

全国歯科大学・歯学部の学生代表が研究成果を英語で発表し、その成果とプレゼンテーション能力を競う日本歯科医師会/デンツプライ スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)日本代表選抜大会が8月21日(金)、東京の日本歯科医師会館で開催された。本学からは第5学年の日置崇史君が出場して「Does Conscious Effort to Increase Mastication Count Alter the Food Selection of Individuals?(咀嚼回数を意識すると食べ物の選択は変わるか?)」と題し、咀嚼回数と食品の選択および栄養素の関係を考察する内容の発表を行った。

2014年度学位論文公開

2014年度松本歯科大学大学院歯学独立研究科博士学位論文(15件)を松本歯科大学リポジトリにて公開した。

金峯山牛伏寺骨堂跡の発掘調査で出土した歯を返還

2012年に松本市内田の金峯山牛伏寺骨堂跡の発掘調査が行われ、大量のヒトの歯が出土した。寺側から本学に出土歯についての調査依頼があり、口腔解剖学第1講座の指導により学生有志が研究調査を行ってきたが、その出土歯が牛伏寺に返還され、7月24日(金)に納骨の法要が営まれた。
法要には同講座の金銅英二教授と調査研究に携わった学生のうち第5学年の塚崎敬介君、木村太一君、第6学年の長田憲幸君ら4人が参加。歯は骨壷に納められ、出土した骨堂跡に再び埋葬された。大谷宥秀副住職が読経し、参列した学生らは線香を手向けて合掌した。

第33回日本骨代謝学会学術集会で高橋直之教授が尾形賞を受賞

受賞した高橋教授(左)

7月23日(木)から25日(土)にかけて、新宿・京王プラザホテルにおいて総合歯科医学研究所長の高橋直之教授が大会長を務め、口腔生化学講座の宇田川信之教授を実行委員長として第33回日本骨代謝学会学術集会が開催された。高橋教授は本学会において骨代謝研究の指導的役割を担ってきた研究者に贈られる日本骨代謝学会「尾形賞」を受賞した。

総合歯科医学研究所セミナー・国際シンポジウムを開催

7月21日(火)、創立30年記念棟「常念岳」の間において“New Horizon in Bone Biology”「骨代謝研究の新地平線」と題した総合歯科医学研究所セミナー・国際シンポジウムが開催された。第33回日本骨代謝学会学術集会での招待講演のため来日されたT. J. Martin教授(メルボルン大学)、G. D. Roodman教授と栗原徳善教授(共にインディアナ大学)を迎え、活発な討議が行われた。

第80回松本歯科大学学会(総会)を開催

7月11日(土)、第80回松本歯科大学学会(総会)が開催された。特別講演には日本歯科大学東京短期大学の小口晴久学長をお招きし、「歯科医療を取り巻く現状と将来展望―歯科医学教育のなお一層の発展を願って」と題して講演いただいた。一般演題は、教育の検討、臨床検討、基礎研究の3分野で構成され活発な討議が行われた。

第15回日本外傷歯学会で岡藤範正教授が2015年度優秀発表賞を受賞

受賞した岡藤教授(左)

7月11日(土)、北九州国際会議場において第15回日本外傷歯学会創立15周年記念大会が開催され、歯学部の岡藤範正教授が2015年度優秀発表賞を受賞した。同賞は日本外傷歯学会で学会発表を行い、同学会雑誌に論文掲載された学問および技術の発展・充実に寄与する優れた発表に与えられる。

第1回松本歯科大学眼科セミナーを開催

7月4日(土)、創立30年記念棟「常念岳」の間において第1回松本歯科大学眼科セミナーが第322・323回大学院セミナーを兼ねて開催された。セミナーでは京都大学医学研究科ゲノム医学センター・疾患疫学ゲノム疫学解析分野の後藤謙元准教授による「加齢黄斑変性の成因にまつわる最新情報」、神戸市立医療センター中央病院眼科統括部長・先端医療センター眼科統括部長の栗本康夫先生による「iPS細胞を用いた網膜の再生医療」と題した講演が行われた。また、本学からは眼科学の太田浩一教授が「松本歯科大学病院における黄斑治療の現状」について報告した。

第1回日本骨免疫学会で溝口利英講師が最優秀演題賞を受賞

受賞した溝口講師(左)

6月30日(火)から3日間、沖縄県宮古島のホテルブリーズベイマリーナにおいて第1回骨免疫学会が開催された。本学会は、ギリシャで各年開催されているオステオイムノロジー会議の日本版として、昨年日本骨免疫会議として発足したが、本年日本骨免疫学会として発展設立され100人以上の参加者が最新の研究成果について討論した。多数の演題発表があるなか、総合歯科医学研究所の溝口利英講師が栄えある最優秀演題賞を受賞した。

科学研究費補助金配分額が3年連続1億円を突破

2015年度科学研究費補助金(科研費)の交付内定が発表され、本学へは直接経費と間接経費あわせて1億1500万円を超える交付となった。採択件数も53件と昨年より10件以上増加した。今回、口腔細菌学講座の吉田明弘教授による「モロッコ王国における侵襲性歯周炎の発症を制御する因子の細菌・免疫学的解析」が基盤研究B(海外学術調査)として新規に採択された。また、総合歯科医学研究所長の高橋直之教授の大型プロジェクトである基盤研究S「骨代謝を制御するWntシグナルネットワークの解明」も継続採択されている。

第14回松本ボーンフォーラムを開催

5月15日(金)と16日(土)の両日、信州大学医学部附属病院において第14回松本ボーンフォーラムが開催された。本研究会は、松本歯科大学、信州大学および成人病診療研究所(安曇野市)の3医療機関からの世話人により運営・開催されている。硬組織研究の拠点として特別講演、一般講演合計10演題が企画され、80人以上の研究者や医療従事者、学部・大学院の学生などが参加し討論が行われた。

配布しているファイルの閲覧に関して

PDF書類の閲覧にはAdobe Reader(無料)をご利用ください。Word、Excel書類の閲覧はMicrosoft Office(有料)をご利用ください。

Adobe Readerのダウンロードサイト 別ウィンドウで表示します

Microsoft Officeのダウンロードサイト 別ウィンドウで表示します