この項目のトップへ戻る

臨床病態評価学

臨床病態評価学ユニット

近年、医学・歯学の基礎的研究(細胞生物学、形態学、分子生物学、遺伝子工学など)の発展には、めざましいものがある。これらの成果を臨床に反映させるためには、膨大な臨床データの分析と基礎的研究の成果を統合的に評価・検討することが必要である。

本研究ユニットでは、この評価・検討を通して、顎顔面領域の疾患と形態・機能異常の発症機構を解明し、新たな治療法の確立を目指し、以下の5つの課題を研究する。

1. 頭蓋・顎・顔面の発生及び成長発育に係わる遺伝子の分子細胞生物学的解析
2. 歯の移動などの骨に対するメカニカルストレスに係わる細胞生物学、免疫組織化学、分子細胞生物学的解析
3. 顎口腔領域における機能障害の解析と形態・機能異常の三次元的数値化による解析
4. 顎顔面領域の画像診断に関する臨床的研究
5. 悪性腫瘍の浸潤・転移の分子機構、腫瘍免疫、薬剤耐性機序の解明と腫瘍抗原・癌細胞由来因子の解析