講座紹介

歯科保存学第1講座

研究概要

 成人の歯の喪失原因の過半数を占める歯周病は、その病因としてプラーク中の細菌感染と、それに対する宿主の炎症、免疫応答、さらに喫煙、ストレス等の環境因子が加わった感染症、かつ生活習慣病である。最近では、糖尿病、心臓血管疾患等の全身疾患との関連性も解明されつつあり、注目されている。
 超高齢社会の日本における平均寿命と歯の寿命を一致させ、生涯快適な食生活をおくるためには歯周病治療が必須であり、以下の研究を行い国民の健康に寄与する。

● 歯周組織再生療法の臨床的評価,新術式の開発
● 全身疾患と歯周病の関連に関する疫学研究
● 高齢者に対する低侵襲性歯周病治療の開発
● 歯周病と心臓血管疾患の関連に関する実験的研究
● 破骨細胞の機能解析による歯周病の病態解明
● 歯周病患者における細菌検査・抗菌療法の確立
 

教育活動

 講義は、第3学年後期に歯周病学基礎編として、歯周組織の構造、病因、診査・診断、疫学について理解する。第4学年前期は臨床編として、治療計画、歯周基本治療、歯周外科療法(歯周組織再生療法、歯周形成外科)、根分岐部病変、歯周矯正・補綴治療、歯周支持療法(SPT)について理解する。同じ第4学年前期に模型実習を講義と並行して行い、診査・診断、歯周基本治療、中でもスケーリング・ルートプレーニングを中心に、歯周外科療法(歯肉切除術、歯肉剥離掻爬術)、暫間固定手技を修得し、医療面接、プラークコントロールについて相互実習を行う。
 第5学年では、診療参加型実習として、診査・診断、治療計画の立案、歯周組織検査、プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、歯周外科介補、診療補助を行う。
 第6学年では、歯科医師国家試験に向け症例を中心とした総合講義を行い、臨床実地問題に対する強化を行う。
 

沿革

1977年 4月
  歯周治療学の専門講座(全国で9番目)として開講
  太田紀雄 初代主任教授が着任(現名誉教授)
1990年 4月
  日本歯周病学会認定医指導機関に認定
1990年10月
  第33回春季日本歯周病学会総会を主催
2006年12月
  音琴助教授が教育学習支援センター教授に昇任
  吉成伸夫 二代目主任教授が着任
 

スタッフ紹介

教授 : 吉成 伸夫
助教 : 髙橋 美穂
助教 : 西田 英作
助教 : 武藤 昭紀
助教 : 横井 由紀子
助手・大学院 : 窪川 恵太
助手 : 海瀬 聖仁
助手 : 河合 悠
助手・大学院 : 三木 学
大学院 : 高橋 弘太郎
大学院 : 平松 真佐恵
 

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