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当講座は1999年8月に口腔外科学第1講座と第2講座が一緒になって誕生した、比較的新しい講座です。 近年の歯科医療の進歩、予防歯科の啓蒙あるいは国民の意識変化によって、顎・口腔の疾病は様変わりし、嚢胞性疾患、良性腫瘍、骨折などの患者さんが減少したのに対して、膨大な労力と高度に集約された医療知識や技術が要求される悪性腫瘍や顎変形症、基礎疾患を有した高齢者の患者さん、あるいは前医とのトラブルを抱えた患者さんが増加しています。これらの医療環境の変化に対して、専門外来の充実、他病院の入院患者さんや在宅療養患者さんを対象にした往診診療体制の整備、頸部リンパ節の超音波診断などを組み入れた歯科口腔検診を行なっています。また、治療技術の面では、口腔癌切除後の再建に微小血管吻合術を伴う遊離皮膚移植を積極的に用いることによって、顎口腔の形態や機能をできるだけ損なわないようにしています。また、著しい顎変形症に対しては、仮骨延長の概念を応用した外科矯正手術を導入することによって、安定した咬合と良好なプロフィールが得られています。講座の研究テーマは、これらの臨床に直結したものが主体となっています。頭頸部癌の治療や術後のリハビリテーションに関係したものでは、宿主免疫抑制機構と抗癌剤抵抗因子に関する研究や、咀嚼、構音、呼吸、嚥下など口腔機能に関する研究が行なわれています。また、埋伏歯と周囲組織の関係、舌骨と下顎骨との位置、あるいは不正咬合と筋突起の関係などをレントゲン写真から検討した一連の研究や、ポリリン酸を応用した歯周組織再生に関する臨床治験も行っています。 教育体制としては、治療結果が生命の維持に直結することがある口腔外科治療の特殊性から、上記の診療・研究体制を基盤として、厳しいなかにも判りやすい臨床教育(3年後期から卒業まで)を目指しています。 このように、私たちを取り巻く医療環境は刻一刻変化しており、今後も患者さんや周囲の医療機関からの要求に応じて、よりよい診療・研究・教育体制を模索しなければならないと考えています。 |
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教 授 : 各務 秀明 教 授 : 篠原 淳 講 師 : 上松 隆司 (日本口腔組織培養学会理事、日本口腔外科学会指導医) 講 師 : 中山 洋子 (日本口腔外科学会専門医) 助 教 : 高橋 昌宏 助 教 : 小野 裕輔 助 手 : 髙田 匡基 助 手 : 丹羽 崇 助 手 : 宮下 みどり 助 手 : 伊藤 香那 助 手 : 岡山 政樹 助 手 : 下地 茂弘 助 手 : 丸川 和也 助 手 : 山田 高久 助 手 : 秋田 大輔 |