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牧教授が女性の口腔に関する病気について講演

口腔衛生学講座・牧 茂教授は11月28日(月)、長野市保健所で「女性の元気は口元から」と題して女性の口腔に関する特有の病気をテーマに講演した。長野市歯を守る市民の会成人専門部会の招きに応じたもので、約60人が聴講した。
牧教授はまず思春期性歯肉炎と妊娠性歯肉炎を取り上げ、歯垢の蓄積が原因で女性ホルモンの分泌増加に伴って歯周組織が影響を受けることを分かりやすく説明した。また、発症の9割が50歳以上の女性とされるドライマウスの病態や発症の原因、治療法についても解説した。老年期における骨密度低下による骨粗鬆症にも触れ、パノラマX線写真を用いて骨粗鬆症をスクリーニングできる本学歯科放射線学講座・田口 明教授の研究成果を紹介し、歯科医師が早期発見に貢献できることを明らかにした。歯周病と全身の健康の関係については、とりわけ歯周病がリスク因子となって低出生体重児・早産の可能性が高くなることに注意を促した。
さらに、よく噛むことが、満腹感や記憶・学習効果、ストレスの減少、筋肉の活性化などにつながることも話し、「女性が元気で生き生きとした人生をおくるためにも、かかりつけの歯科医院で定期的に健診を受け、口腔ケアを心がけてください」と締めくくった。
講演後には、聴講した市民から気になる口腔内の状態について質問があり、丁寧に相談に応じていた。

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