本紙「Campus Today」に連載中のコラム『お天気歳時記」が単行本になって、4月上旬に本学出版会より刊行されました。同エッセイは1986年より執筆が始まり、以来23年間連載が続いていますが、本書はそのエッセイを抜粋・再編集したもので、お天気にまつわる随筆を主体に、各月の俳句・短歌、うた、季節を表す言葉の解説も新たに加えています。
日本人ほど天気に関心の深い国民はないといわれますが、本書を読めば、日本人の気質や感性は気象変化に富んだ風土によって育まれたことが分かります。また、「山笑う」「風薫る」「ゆきあいの空」「日照雨(そばえ)」「萩の声」といった、季節の移ろいや暑さ寒さの表現、雨や風、雲の呼び名など、多様で美しい言葉を再発見できます。
現代人は季節を忘れがちですが、ふだんの暮らしのなかで気象や天候に目を向ければ、われわれの心はもっと豊かになるはずです。
四六判 330ページ、定価1,680円。日本スコラでは電話による注文も受け付けています。
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